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4−5 白タクは魂の仕事 -HPで白タク容認騒動- (2002年1月)

[序言]
読者の皆様は2002年5月に発生した「ディルレヴァンガー事件」をご存知であろうか。 毎日新聞のサイトからこの事件に関する記事を引用する。

猫の虐待写真をネット上で公開 福岡の26歳男を書類送検

福岡県警と警視庁は22日、猫を虐待しインターネット上に写真を掲載したとして、福岡市東区の無職の男(26)を動物愛護法違反容疑で福岡地検に書類送検した。男性は「ネット上で目立ちたかった」と容疑を認めている。

調べでは、男性は5月6日深夜から7日朝にかけ、自宅アパートの浴槽で猫の耳と尻尾を工具で切断するなど虐待した疑い。

猫はアパートのごみ集積場でごみをあさっているのを見つけ家に連れ込んだ。浴槽でえさをやっていたらふんをしたため、かっとなり虐待したという。男性はこの様子をインターネット上の掲示板「2ちゃんねる」の「ペット大嫌い」コーナーに「ネコ虐殺実況中継」と題して写真を掲載した。耳などを切ったほか、首をはりがねで縛ってつるすなどしていた。

掲示板で他の投稿者からあおられてエスカレートした面があり、男性は「これほど問題になるとは思わなかった。今は全国のみなさんに謝りたい」と反省しているという。また「猫は死んでおらず、外に放すと歩いて逃げた。幼いころ自宅の庭に猫がよくふんをしていたため、もともと猫が嫌いだった」 と話しているという。

県警は通信記録から発信者をたどり突き止めた。虐待画像掲載を罰する法律はないが、本人が虐待を認めたため動物愛護法違反容疑で検挙した。


この、虐待を公開したページはとっくに削除されたが、そのコピーや彼の2ちゃんねるでの発言はまだNetに残されている。探偵ファイルのページ(スパイ日記→月別日記過去ログ→2002年5月→5月24日)と[ディルレヴァンガー] 発言リストがそれである。
(注:探偵ファイルのページには画像まで残されているので、猫好きの方、心臓の弱い方は見ないことを勧める)


要は、ある猫嫌いの男が、「俺は猫が嫌いだ。殺してやる」という書き込みを2ちゃんねるにしてしまったのである。 春はこういう人間が出やすいこともあって(笑)、2ちゃんねる読者も「おーやれやれ」「やれるもんならやってみ」等、「当然冗談だろう」と思って無責任に煽ったのだ。 そうしたら、本当に虐待を実行し、証拠写真まで堂々と公開してしまったのだ。
扇っていた人も、さすがに本気で虐待を望んでいたわけなどなく、「え!マジか!?」「そりゃまずすぎだろ!」「お前は○○か!」」と批判や誹謗が噴出、これは非常にまずい(というか、こういう人を放置したらアブない)と警察署に訴えた結果、検挙された、という事件である。
そしてこのディルレヴァンガーことM原容疑者は、こうなってしまった。(この表現でもうお分かりと思うが) 京都新聞のページより引用する。
猫を虐殺しネットで写真公開
動物愛護法違犯で男を起訴


猫のしっぽや耳を切り殺害した画像がインターネット上に公開された事件で、福岡地検は七日までに、動物愛護法違反の疑いで、広島県K市YX丁目、無職M原J容疑者(26)を逮捕し、同日、同法違反の罪で起訴した。

地検によると、一九九九年の動物愛護法改正後の起訴は極めて珍しい。また、書類送検後、M原被告が猫殺害を否認したため、地検が独自に逮捕した。

地検には「猫がかわいそう」「厳罰にして」などの内容の手紙やメールが、多い時で一日に百通以上も寄せられた。地検は「社会的な影響が大きかった」としており、こうした世論に配慮して起訴に持ち込んだとみられる。

起訴状などによると、M原被告は五月六日深夜から翌日未明にかけて、福岡市H区の当時の自宅で、猫の尾と左耳をはさみで切り、ひもで首を絞めて殺した。

同被告は猫をデジタルカメラで撮影。動物を嫌う人向けのホームページに画像を投稿して公開し、それを見た人の求めに応じて次々に虐待を加えていったという。地検は「(被告は)かなりの動物嫌いのようだ。虐殺しただけでなくネットで公開したのは残虐性が大きい」としている。(共同通信)

言うまでもないことだが、Internetでは情報発信が自由にできるとはいえ、犯罪行為を公言してしまうのは極めて愚かである。その顕著な例がこの事件であり、公言してしまったせいで、自分の身を滅ぼしてしまったのである。まあ自業自得といえば自業自得なのだが…。

しかし、中には犯罪ではないが犯罪の原因となるか、または犯罪を幇助するかのようなページもある。日本での商用WEBの黎明期に話題になったので覚えている読者もいるかもしれないが、海外サイトでは「麻薬の作り方」や「原爆の作り方」が公開されていたことがあるのだ。そのWEBページの製作者が言っていたことはこうだ。「方法を公開しているだけで違法ではない。作るかどうかはモラルの問題だ」

これに関してはさまざまな意見があろう。しかしモラル(道徳)上でいえば公開すること自体が既によろしくないと考える人が多いのは確かであろう。では、「誰かがやってる犯罪行為を容認した発言」はどうか?これも本人は犯罪をしているわけではないかもしれない。しかしやはり道徳上問題があると考える読者は多いのではないだろうか。


[経緯]

日記やTOPのミニコラムでたびたび話題にしていたことから推察すると、国沢氏は田中真紀子代議士にたいそう期待していたようである。kunisawa.netより田中議員に関する箇所を抜き出して引用する。

2001年4月25日
(略)昼過ぎ、TVを見ていると新大臣の候補としてトヨタの奥田会長が出てきた! おお! おそらく実現はしないだろうけれど、こういった人材を大臣に 据えれば凄い改革も出来るんじゃなかろうか。奥田氏ならトヨタに対する利益誘導などすることはないし。すでに十分成功してる会社のOBなら、スキャンダル覚悟の汚職などする必要性ないもの。産業界にも素晴らしい人材が居ます。田中氏の外務大臣も面白い。日中国交正常化を実現した娘さんだけに、中国受けするだろう。TVや新聞の報道を見ていると、小泉さんの動きを見てマスコミまでワクワクしている様子が伺える。久しぶりですね、首相の交代でこれほど盛り上がるのは。今日もセイジヒョウロンカしてしまった。

2001年6月4日
8時に起きて「田中外相バッシング」を取り上げているTV見る。そろそろ外務省もズルい駆け引きをやめるべきだ。ODAで利権を持つ議員も裏で足を引っ張っているからタチ悪いと思う。多少外相がアメリカとモメたところで、決定的な関係悪化になんかならない。それより外務省の体質を変えるべき。海外でトラブルに遭い、大使館&領事館に冷たい対応され たヒトはゴマンといる。日本国民を守ろうという意識も薄いようだ。よい機会なので特権階級意識をなんとかして欲しいと思う。 (後略)

2001年6月5日
(略)
ニュース見てると、さらに田中外相とドイツ外相との対談内容についてマスコミが取り上げていた。外務省ってコドモの集まりか? 卑怯な輩との戦いは疲れるだろうけれど、ぜひ頑張って欲しいと思う。ただ著名なコメンテイターやキャスターは冷静な対応をしている。

2001年6月20日
TVや新聞の田中外相vs外務省の報道を見ていてアタマに来た。本当にこの国の役人はアカンです。いや外務省のオタンコ役人の言うことを真に受けて報道する記者もおかしい。「田中外相が駐米大使を夜中に起こした」ことを非難してるのだ。ワタシらだって緊急の取材が入れば夜中に電話掛かってくる。それが仕事というものです。ましてや駐米大使は日本国民のためにあるのであって、国民の代表たる外務大臣が仕事のために電話することなんて当然でしょう! そんな感覚だから緊急時に対応出来ない。インターネット時代を迎え、匿名性に乗じて無責任な発言するような卑怯者も増えることだろう(仕事もせず一人で10人分くらいの書き込みをする黄昏野郎も多い)。マスコミはオタンコ役人や卑怯者の意見など無視すべき。これからは自分の信念を持って正義を貫くしかない。逆に自分の信念が世の中から支持されなくなったら、ジャーナリスト(当然ながらワタシを含む)も猛省すべき。(後略)

2001年6月24日
(略)
合間にTV見ると、依然田中外相バッシングが続いている。質問する権利を持つといっても、いやしくも国会議員なら正当な質問しかしない、という大前提のモトに保証された権利。相手になっている鈴木議員は、比例代表で選ばれた人。クダランことにダラダラ時間を掛けるような議員など、次は選挙区から出して欲しい。マスコミも重箱のスミをつつかず、大局的に見ればいいのに。いずれしろ「メチャクチャな状態になる前に日本を立て直す最後のチャンス」だと思う。次はカオスの後になってしまう。(後略)

2001年7月4日
アメリカがレイプ魔を「人権の問題」とやらで逮捕させない。
いい加減に占領軍根性は捨てろ! 誰が米兵にメシを 食わしてやってるんだと思ってるんだ。米軍基地は7月4日の独立記念日でお祭りムードだというが、そういったイベントを中 止するくらいキッチリと責任を取らせないから、全然米兵の蹂躙は無くならないんだと思う。田中外相! 今こそ出番です。(後略)

2002年1月28日
(略)
終了後、再び原稿書き。なんとか本日分を無事終了出来そうな雰囲気になりました。夕方のニュースあたりから田中外相優勢になってきたのがナニより嬉しい!


(以上kunisawa.netより引用)
(7月4日の日記の赤字部分などはムチャクチャな発想なのだが、本論ではないので考察は控える。)

何というか、よくもここまで一代議士に入れこむことができるなあ、と感じてしまう。しかも彼は田中代議士と直接の関係はない。彼が得た田中代議士の情報は、田中代議士を「庶民の味方」にしたてあげたかったマスコミからのものだけである。
そして、田中代議士と外務省との確執は険悪なまでになり、結局は読者諸氏もご存知のとおり、以下のような結末を迎えるのである。共同通信より引用する。
田中外相と野上次官を更迭 鈴木議運委員長も辞任へ

小泉純一郎首相は二十九日夜、アフガニスタン復興支援会議への一部非政府組織(NGO)参加拒否問題をめぐって国会が混乱した責任で
田中真紀子外相を更迭した。後任外相は当面、小泉首相が兼任する。

首相は同日深夜、首相官邸で田中外相と会談し、更迭を通告。
野上義二外務次官も同日夜、首相に辞意を表明した。鈴木宗男衆院議運委員長も引責辞任する

首相は、田中外相と外務官僚との度重なる確執で日本外交が停滞している現状を打開し、山積する課題処理を進める態勢を早急に整える必要がある、と判断した。

首相は三十日未明、緊急記者会見し、更迭理由について「一日も早く国会審議を正常化したい。やむを得ない選択で、苦渋の決断だった。政権への影響はある。混乱の責任は私にある」と述べた。

高い内閣支持率に支えられた小泉政権だが、国民的人気のある田中外相更迭に踏み切ったことで、政権発足以来、最も厳しい局面を迎えた。
田中代議士に過大な期待を抱いていた(であろう)国沢氏がこの報を聞いた時の心情は察することができよう。国沢氏はこの当日の日記で落胆を隠さなかった。さらにTOPのミニコラムでも政治への決別?のようなことを書いていた。そして問題の1月31の日記では、 彼は自分が自動車ジャーナリストであることを忘れているとしか思えないほどの反社会的発言をしてしまったのである。
1月30日 のTOPミニコラム

諸費用まで考えれば700万円以上するGT−Rの最終仕様1000台が瞬時に売り切れたそうな。銀座に行くと、 高級ブランドショップの開店や増築も目立つ。高級品は相変わらず売れているし、ユーザー層もいる。
おそらくゴタゴタ続きの政府や役所と関わりのない仕事をしている層なんだろう。こういった御時世になると、政治経済の流れで一喜一憂するような 「他力本願」の仕事は厳しい。絶対的な目標を持ち、信念を貫き、信頼されるようなスペシャリストが強くなる。いわゆる『魂の仕事』です。これからは「ユーザーのためになるクルマ」を作れるメーカーじゃないと生き残りは難しいんじゃなかろうか。(略)

1月30日 の日記

(略)
仕事の合間にTV見ると、田中議員の話題でもちきり。ワタシは完全に失望した。あれじゃ他の分野で活躍しているような
「正常な方」は外務大臣になんかなりたくないし、政治家になろうという若い人達もいなくなる。誰もやりたがらない仕事に未来など無い。少なくとも自動車業界にはあれほど汚い人間やウソ付きなど居ないです。役人や政治家と関係ない仕事で良かった、と心から思う。もちろん心ある方もたくさんいるでしょうけれど。当面、政治なんかどうでもいいや。安全かつ環境にやさしい自動車を育てたいです。

1月31日 の日記

(略)
そのまま岩貞さんが数日前に行ったという東急今井浜リゾートへ。大磯から東伊豆にかけての海岸線、岩貞さんは「日本のコートダジュール」と称していたけど、ワ タシは「日本のリビエラみたい」だと言っておく。夕食は美味しいサカナを食べるべく、クルマで小一時間の距離にある店に行く。

終了後、2人は「温泉に入るから」と帰っちゃった。残されたCT鈴木兄などと4人で2次会。帰るべくタクシー呼んでもらおうと思ったら
「タクシーは高いから知り合いに頼んであげる」。来たのは3ナンバーの高級車(珍しい車種なので書かない)。今井浜まで快適に帰って3500円だった。タクシーだと狭くて(特に助手席)乗り心地悪くて5000円以上掛かる。これ、昨日書いた役人や政治家と全く関係ない仕事です実態は違法の白タクなれど、建前は「お店の大事なお客さんだということで送ってあげた。そしたら悪いね、とお礼を言われ3500円小遣いもらった」だ。政府がいい加減なことやってるなら、国民も適当にやりだすと思う

(以上kunisawa.netより引用)
[考察]

発言の内容の考察は後で行うが、国沢氏はなかなか興味深い心理展開をしている。

まず国沢氏は国民(というよりも特にお茶の間の奥様方)に絶大な人気があった、田中代議士にかなり期待していた。「庶民派」を詠う(それは田中氏自身とマスコミが作り上げた虚像にすぎなかったのだが)田中代議士は政治の場での彼の代弁者であった。彼女が「何でもズケズケと言う」たびに、自分も政治の場で発言したような気になっていたはずだ。

しかし、その唯一の「代弁者」が、一夜にしていなくなったのだ。 この件は、政治の世界にて、国沢氏が存在しなくなったような錯覚を彼に与えてしまった。

見方を変えれば、田中代議士は(この時点では)後日再起をかけることもできる状態である。そして彼女の人気はそのままであったので、「小泉首相は田中代議士の価値が一番高い時期に、価値を落とさないで幕をひいてくれた」と評する政治評論家もいる。
しかし田中代議士自身と、田中代議士に過度に期待しすぎた国沢氏はそのような視野に立てなかったのだ。

そもそも、国沢氏は田中代議士の
パフォーマンスに惹かれて田中代議士に期待していただけのにわか政治ファンにすぎなかったと思われる。 セナ&ホンダの組み合せがなくなると一気にF1熱が醒めた女性ファンのように、一気に醒めたのであろう。しかも期待熱が急速上昇していたものだから、冷める時も急速冷却である。いや反動でオーバークールにまでなったのであろう。
そして
「政治になんて期待しない、官僚にも期待しない、法律だってくそくらえ!」 という一時的な「極端な反体制状態」に陥っていたものと推察される。

しかしその
心情はともかく、述べていることはとんでもないことなのだ。

さて、この更迭の後、田中代議士は各週刊誌で、我侭極まる言動・行動やドケチな性格などを暴かれ、タコ殴りのように叩かれまくり、秘書給与疑惑で議員辞職をすることとなる。あの当時、マスコミと田中代議士の舌に踊らされ、彼女を女神のごとく崇めていた人たち(国沢氏含む)は今は何を思うのであろうか。マスコミ報道の真贋について各自よく考えねばならないとつくづく考えさせられる出来事であった。しかし、この更迭前にも、やれ指輪を無くしたから探させただの、米高官との会合はキャンセルするが友人のパーティーには出かけるなどと、その異常さは報道されていたのだが、国沢氏はこれも「正常」と見ていたのだろうか・・・

まずは白タク自体について。読者諸氏はほとんどの方がお分かりのこととは思うが、白タクは道路運送法上では明確な違反行為であり、違反した者には最高で懲役三ヶ月、罰金50万円以下が課せられる。そして利用者にもきつい説教が待っている。

国沢氏の理論だと、昨今の凶悪犯罪増加で国が信用できないので銃刀法違反で拳銃を密輸し保持してもいいことになるし、池袋の青少年のストリートギャングは建前上「犯罪を犯す恐れがありそうな目つきの悪い奴を大勢で取り囲んで注意した、そしたら「注意してくれてありがとう」と有り金をすべて渡された」という理屈になってしまう。

また「政治がいいかげんだから国民も適当になる」はまったく逆ではあるまいか。200年前ならいざ知らず、現在の日本においては国政を行う政治家は国民の選挙によって選ばれているのだ。
いいかげんな政治は、いいかげんに候補者を選んだり、「どうでもいいや」と参政権を放棄した国民の責任でもあるのだ。

いや、そういう理屈以前に、国沢氏が言っていることは、「道路にゴミを捨ててはいけません」と言われた子供が、大人が歩き煙草をして吸い殻を道端に捨てることを例に挙げて「大人がやってるから僕もやってもいいんじゃん」と発想するのと同じだ。 絶対正義や普遍的道徳観といったものはまるでなく、単に自己の過ちを他人のせいにしているだけであって、端的に言えば幼稚なのである。

●法規は改正できる

大体、「法規で守られたタクシーはサービスが悪く料金も高いからダメ。その縛りがない白タクは良い」という発想が評論家としてはダメである。 日本は法治国家であり、また法律は改正できるのだ。もし現状のタクシーの横並び運賃に文句があるなら、まずはその点(サービスが悪く値段は高い)を指摘し、必要あれば法改正を要求すべきであろう。彼はマスコミの一員であり、そのムーブメントを作ることができる立場にあるのだから。

● 矛盾

更に、一旦このような違法行為を容認するような発言をしたら、それ以後の法律に関する発言の説得力がまるでなくなってしまうのだ。これは後日、国沢氏がTOPのミニコラムで書いた内容である。
8月6日
このところ過積載トラックの取り締まりを熱心に行っている。今日は夕食の時間帯にもかかわらず東名高速の料金所で熱心にチェックしていた。取り締まりの成果は上々で、多数のトラックがキップを切られていたようだ。どんどん捕まえ、 厳しい状況にある国庫の収入としたらいいだろう。ただこういった取り締まり、続けないと意味はない。気まぐれにチェックする程度だと、損をするのは真面目に決められた積載量を守っている業者や、イヤでも過積載をさせられるドライバーです。来年から始まる大型トラックの速度リミッター導入を良い機会と考え、真剣に「トラック輸送」というビジネスを考えるべきじゃなかろうか。無理な運転を強いて事故を起こせば、重くて大きなトラックだけに被害も大きくなってしまう。遵法運転で仕事として成り立つような環境にしなければならない


(以上 kunisawa.net より引用)
旅客運送においては違法な白タクを容認しておきながら、貨物運送に関しては「(違法車の)取締りをしないと真面目なドライバーが損をする」「遵法で成立するような環境にしなくては」との主張である。
はたして、
旅客(2章)に関しても貨物(3章)に関しても同じ道路運送法にて定められているということを国沢氏は知っているのだろうか。同一の法規であるにも関らず、なぜ一方は(政治が悪いと)守らなくても許されて、他方はいかなる理由があれ厳格に守らなければならないのか?まったく矛盾した意見である。これでは、彼の他の意見すら全て疑わしく思われても仕方ないであろう。


● 秘密を守れない

次に、お店の立場に立って考察する。
お店の方にとっては、お客様に「安く快適に」駅まで行っていただこうとしただけである。しかし法律には明らかに違反している(これは国沢氏も認識している)ので、あまりおおっぴらに言って欲しくはないことなのだ。
ここまで分かれば、1日に5000人も不特定多数の人が見ている(地元警察の方だって見ているかもしれない)場で、曖昧な表現だが調べればすぐ分かりそうな表現で犯罪行為を公表してしまうのは、そこから足がつく可能性もあり先方にとって不益になるから書くのは控えよう、と思ってよさそうなものである(というか大半の方はそう思うのではないか?)。 しかし一時の激高した感情でこういう「秘密にすべきこと」をペラペラとしゃべってしまっては、「この人は信用できない」と思われてしまうのである。

例えは下品だが、裏ビデオを買った店の名前と住所を公表してしまうようなものだ。この場合もせっかく(法律上は禁止だが)利を得ているのだが、店の名前や住所を公開してしまっては、裏ビデオ屋は店じまいしたり、移動したり、また検挙されたりすることすらある。そして自分は再びその利を得ることができなくなってしまうのだ。

国沢氏の場合は自動車ジャーナリストであり、「取材」と称してオフレコの話も聞くことができる立場なのである。そういう人が、隠しておいて欲しい事実かどうかを客観的に判断できず、その時の一時的感情で公開・非公開を決めてしまうようでは、
オフレコの話や裏事情などとても怖くて話すことなどできない
筆者が国沢氏から取材を受ける立場になったら、カタログを渡しただけで、あとは何もしゃべりたくなくなるかもしれない。こういう面においても国沢氏は著しく自分の立場を不利なものに追い込んでしまったのである。

国沢氏の掲示板の常連であった「やまむらとおる」氏は、この白タク暴露により国沢氏に見切りをつけたのは先(2−5)に述べたとおりである。

[結論]

● 書いてよいものかどうかの判断を

「犯罪容認は道徳的に問題がある」ばかりではなく、この場合などは「自らの信用まで失う」可能性まであるのである。もし敢えて書きたい場合は、細心に細心の注意を持って書かねばならないのだ。せいぜい、このレベルに留めておくべきであったのではあるまいか。
そのまま岩貞さんが数日前に行ったと いう東急今井浜リゾートへ。大磯から東伊豆にかけての海岸線、岩貞さんは「日本のコートダジュール」と称していたけど、ワ タシは「日本のリビエラみたい」だと言っておく。夕食は美味しいサカナを食べるべく、クルマで小一時間の距離にある店に行く。

終了後、2人は「温泉に入るから」と帰っちゃった。残されたCT鈴木兄などと4人で2次会。
終わってから今井浜までは3ナンバーの珍しい車に乗ってしまった。いや快適ざんす!ホテルに帰ってすぐに沈。
第4章TOPへ

(β0−5版 2002.8.29)
(1−0版 2002.8.29)
(1−1版 2003.03.31)