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7−3 ぶん ぶん ぶん 蜂が飛ぶ      −そりゃまずいでしょ−
● 田舎者

4-7でも触れたが、筆者は田舎者である。さほど活発ではなかったとはいえ、初夏は水田でカブトエビやザリガニを採り、夏はセミやカブトムシを追いかけ、秋は稲藁で基地ごっこをして遊び、冬は水田で凧あげなどをした。
そして家も古い農家であったので、家の中や周囲には様々な動物がいた。「家の主」とも言われるヘビも当然いて、筆者が乳児の頃、玄関に現れた体長2m近いアオダイショウを見て筆者の母は筆者を抱えて一目散に逃げ出したことがある、と後日笑って話してくれた。

当然、ヘビだけではない。大人の掌ほどもあるクモ、20cmはあろうかというムカデ、アブ、スズメバチ、ゴキブリ等々、ウヨウヨいたのである。
それらの動物・昆虫は、どれが危険で、どれが危険でないのかは親や祖父母、友人などが教えてくれたり、自分で図鑑を眺めて調べたりした。だが危険ではないと思われる昆虫でも、窮地に陥れば意外に手強い。蟻をからかっていて、噛まれたこともあるが想像以上に痛い。5mm程度の小さなクモに噛まれたこともあるがしばらく腫れがひかなかった。 そうやって、教わりながら、時には痛い目に合いながら何が危険な虫なのかを筆者は学んで行った。

就職して関東に来て、所帯を持ち、町内会の清掃に出た時である。季節は秋、排水溝などには木の葉がいっぱいであった。
そこを掃除していたら、1匹の大きなアカムカデが這い出してきた。まあいても不思議ではないが、それを見た30歳前後と思われる女性が、 「あら、ムカデ。ねぇねぇ○○ちゃん、こっち来てみなよ。ムカデ君がいるよー」 と言って、3歳くらいの男の子を呼んだのである。
筆者はこれには少なからずカルチャーショックを覚えた。もしムカデに噛まれようものなら赤く腫れあがり痛くて痛くて苦しむことは間違いない。そのため筆者は家の周囲で見かけたらできるだけ駆除していた。そんな生物の近くに子供を呼ぶとは・・・。 しかも、その女性は落ち葉に隠れたムカデを探して「いないねー」と落ち葉をつつき始めたのである。


絶句。

度胸があるのか、ただの無知なのか・・・。筆者はこの女性がそのどちらなのか分からなかった。注意するのも忘れて唖然としてしまった。
幸い子供はムカデが出てこないので、すぐに他の遊び道具を探しに他へ行き、その女性も子供を追いかけた。筆者はその後すぐ、捨てることになる落ち葉の塊を竹帚で掃くと、ムカデがゴソゴソと出て来た。即座に筆者の右足は一閃した。
まあ、このような行為を見なかったということで、子供にとってはよかったとしよう。
そして清掃を続行したが、筆者が他の年配の方に「ムカデが潜んでますから、気をつけてくださいね。さっきもいましたよ。すぐ殺しましたけど」と言うと、「うわ、そりゃ危ないな」と言った。 筆者が想像したような反応が返ってきて、筆者はなぜかホッとしたのである。 ひょっとすると自分は残酷なのかという考えも頭をよぎったので・・・。
● 泡くってけとばしちゃいました

一般に、毒々しい色をした昆虫は危険である。
昆虫以外にも、両性類・歯中類も同様で、赤いマダラなどがついていたら、それはもう自ら「俺に近づくな」と言ってくれているようなものである。 このような危険を示すような色、または奇怪な形はそれだけで周囲への威嚇となり、それが危険な生物とは知らなくても生理的嫌悪が先にきて近づかない。
過去、赤い模様のついたヘビであるヤマカガシには毒が無いと言われていたが、実は口の奥に毒牙があって猛毒を持っていることが分かった。


そのような危険な生物の中でも、毒を持ち、かつ飛翔し、更には集団で襲ってくる蜂は厄介極まる存在である。特に巣は中に蜂がたくさんいるので非常に危ない。うっかり危害を加えようものなら恐ろしいことになる。軒先に雀蜂の巣など見つけようものなら、役所に連絡して専門家に撤去してもらう必要があるほどである。

このようなことは、(あまり使いたくない表現だが)一般常識であると筆者は思っていたのだが、知らなかったのか分かっててついやってしまったのか、国沢氏が蜂の巣を前にしてとった行動は「そりゃ、まずいでしょう」という感想しか出てこないものであった。
2001年7月27日 

午前中ヴェロッサの試乗して高崎まで。スタイルさえ考えなければいいクルマだと思った。
高崎から新幹線で湯沢まで行き、アーシングの取材に使うネスタを運ぶ。3月末以来放置しておいたのだけれど、キー捻ったら一発で始動! さすが日本車は凄いと感心してたら、なぜかハチがブンブン飛び回っている。おかしいな、と思ってドアの隙間見ると、うぉぉぉぉ〜! なんだなんだハチの巣があるぞ! 
泡くってケ飛ばすと、ハチの野郎攻撃的になりやがった。こらアカンと逃げたり戦ったりしてるウチ、どうやら腰を激しく捻ったらしい。急に傷みが。本能的に「こら重症かも」。
案の定、ドンドン痛くなっていく。ひぃひぃ言いながら、それでもアーシングしてもらうため所沢のポリシュファクトリーに寄る。ネスタのシートはそれほど悪くないことが判明。アーシングの効果のほどはベストカーにて。「効いてるかもしれない」でなく、ハッキリ加速タイムにも出るほど効きます。
自宅に戻る頃には痛み最高潮。仕事も出来ずダウンざんす。 

7月28日 

朝起きても依然コシの状況が最悪。ベットから出るのもひぃひぃ言ってしまう。何とかイスに座って原稿書くも、1時間が限度。2時間寝て1時間原稿書きをくり返す。今年1月に湯沢で4輪バギー乗ってコシ痛めた時よりヒドいです。

7月29日 

最悪の状況は脱したものの、まだ激しく痛む。ただ経験上、全く動かさないでいると、さらに悪くなってしまう。午前中原稿一本仕上げて投票に行き、帰ってから少しずつストレッチを始める。今日は夕方からムスメのバレエの発表会。大きなクルマだと難儀だからネスタで行く。アーシングの効果抜群! クルマが軽くなったみたいだ。エンジン音もグッと良くなりキモチいいです。明後日は300SEもアーシングする予定。果たして輸入車はいかに? さすがにバレエの全幕見られるほどコシは良くなく、2幕目終わって帰路に付く。晩御飯終わってさらに原稿書き。

7月30日 

やっと腰痛地獄から脱出しつつある。背骨の両側にある2筋の太い筋肉を痛めたのだけれど、左側の傷みはずいぶん収まった。後はストレッチしながらリハビリ。ムスコに3ヶ月放置していたネスタの洗車を頼んだら、ハチがブンブン飛んでいるという。どうやらまだハチの巣あるらしい。車体の下側か? (略)



(kunisawa.netより引用)
言うまでも無く、まあ、よりによって一番やってはいけないことをやってしまったものである。

蜂の巣に下手に危害を加えようものなら、巣穴から蜂が飛び出してきて襲われるのは当然である。また巣の周囲にも蜂がいたりするため、巣だけ何とかすればいいというものでもない。

で、この場合、国沢氏が何をすればよかったのであろうか。

軽自動車のドアの隙間に巣を作るくらいであるから、ミツバチやハナバチ、アシナガバチなどの小型の蜂とみて間違いない。スズメバチやクマバチ、大型のアブなどはその大きさからか、スプレー式殺虫剤をかなり長く噴射し続けないと効果がないのだが、小型の蜂は比較的よく効く。
まず近くにコンビニか薬局があれば市販のスプレー式殺虫剤を買ってくる。次にできるだけ肌の露出を抑え(合羽などがあればベスト)、顔も眼鏡や手ぬぐいで覆う。一部の蜂は黒い色に対し攻撃的になるようなので、できるだけ白っぽい服装にする。そして巣穴めがけて殺虫剤を吹き付けて蜂を弱らせた後、軍手かビニール手袋で巣を取り、すかさず厚手のビニール袋に入れて蜂が出てこないようにする。

もし周囲に殺虫剤を売っている店がない場合、虫には界面活性剤が入った洗剤なども有効(気門を塞ぎ窒息させるらしい)なので、トランクの片隅の自動車用ボディ洗剤を原液でぶちまけるのも有効である。寒冷地に置いてあるのだから、窓の曇り止め&油膜取りスプレーは車に常備しているはずであろうから、これでも代用できると思われる。
浸透潤滑剤やスプレー式のグリスも有効かもしれないが試したことはない。
一説には整髪のためのスーパーハードムースも一時的に蜂を動けなくするのに効果があるらしい。
あまり効果がないのはスプレー塗料で、逆に周囲も汚れるからお勧めできない。(←試してみたことがあるらしい(笑))

話は戻って国沢氏だが、蜂に刺されて怪我をしたのであればお気の毒どころではなく下手をすれば生命に関わるジャレにならぬ出来事なのだが、蜂から逃げて腰を痛めたというのが、お気の毒という感情を通り越してコミカルになってしまい、読者の笑いを誘ってしまった。自分がやったことをこれまた反省していないのもまた読者に「自業自得じゃ」という気持ちを抱かせる元である

どちらにせよ笑い話となってしまうことは確かなのだが、それならそう見越して、せめてこう書くべきであったのかもしれない。
2001年7月27日 

午前中ヴェロッサの試乗して高崎まで。スタイルさえ考えなければいいクルマだと思った。
高崎から新幹線で湯沢まで行き、アーシングの取材に使うネスタを運ぶ。3月末以来放置しておいたのだけれど、キー捻ったら一発で始動! さすが日本車は凄いと感心してたら、なぜかハチがブンブン飛び回っている。おかしいな、と思ってドアの隙間見ると、うぉぉぉぉ〜! なんだなんだハチの巣があるぞ! 
どっひゃ〜、と泡くってしまいパニックに。我ながらアホである。よりによって思わずケ飛ばしてしまった。当然ハチさん、攻撃的になりまして向かってくる。こらアカンと勇者ロトよろしく逃げたり戦ったりしてると、

「ぐき」

どうやら腰を激しく捻ったらしい。急に傷みが。本能的に「こら重症かも」。案の定、ドンドン痛くなっていく。そこで

「ゆうしゃはにげだした」

ひぃひぃ言いながら、それでもホイミ…じゃなかったアーシングしてもらうため所沢のポリシュファクトリーに寄る。(略)
第7章TOPへ