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しっかり対応したいと思います


● 黄昏野郎について 改訂版

2003年9月に、国沢氏が突然「黄昏野郎について」というページを公開したことは、先の「黄昏野郎についてについて」で述べた。 その中では、彼が「通常の苦情」と「いちゃもん」の区別がつけられないがゆえの、該当ページの記述内容の練り不足を指摘し、一般にも使える形での改訂案を示した。 当ページの性格としても、この件に関しては、これにて終わるはずであった。

しかし、それから2ヶ月少々しか経っていない11月20日の深夜、この「黄昏野郎について」は、筆者の指摘とはまったく逆の方向への改訂を行った。それは、国沢氏の社会人としての常識の欠如をうかがわせるかのような記述が含まれていた。
しかもTOPページには、赤で
「ご協力お願いします!」と書かれていた。【Screen Shot

それでは、その肝心の「黄昏野郎について」の、改訂前と改訂後を見てみることとする。下線部分が前回(2版)からの加筆となる。実際には、この加筆の一部は11/20以前に行われていたようなのであるが、今回は更新告知をした上での改訂ということでこの改訂に含める。これを3版としておく。なお*に続く括弧内の数字は筆者が加えたものである。

誰かの指摘をうけて改訂する可能性もあるので、これまた【Screen Shot】を保全しておく。

<黄昏野郎について>

注・ここでは”自動車関連のネットに出没する低レベルな黄昏野郎”を対象に書いています。男女関係や宗教、思想などについてはもっと奥深い問題がありますので参考にならないケースも多いと思います。

黄昏野郎とはインターネットを介して根拠のない苦情メールを送ったり、他人の掲示板に自分の意見をマナーも無く書き込むなど、傍若無人のふるまいをする輩のことです。自分のホームページや掲示板を作ったりするときは、以下御参考のほどを。ちなみに掲示板は他のメディアに無いインターネット独特の素晴らしいコミニュケーションツールだと思います。皆さん前向きに考え、快適なネット環境を作って行きましょう。

(2003年9月時点での「黄昏野郎について」2版 kunisawa.netより引用)
<黄昏野郎について>

 私についてのクレームを受けた企業や組織の方で、電話番号やメールアドレスなど、苦情を申し出た個人を特定できる情報がありましたら教えていただけますか。しっかり対応したいと思います。 (*1)

注・ここでは”自動車関連のネットに出没する低レベルな黄昏野郎”を対象に書いています。男女関係や宗教、思想などについてはもっと奥深い問題がありますので参考にならないケースも多いと思います。

注意

 ホットメールなど送り主が特定できないメールの意見は無視すべき。私は見もしないで捨てます。
(*2)

 黄昏野郎とはインターネットを介して根拠のない苦情メールを送ったり、他人の掲示板に自分の意見をマナーも無く書き込むなど、傍若無人のふるまいをする「時間をもて余しているヒマな輩」 (*3)のことです。インターネットのダークサイドと言っていいでしょう。同好の士で楽しんでいる掲示板などに乱入。閉鎖させることを楽しんでいる輩も少なくありません。 (*4) 自分のホームページや掲示板を作ったりするときは、以下御参考のほどを。ちなみに掲示板は他のメディアに無いインターネット独特の素晴らしいコミニュケーションツールだと思います。皆さん前向きに考え、快適なネット環境を作って行きましょう。

(2003年11月21日深夜改訂時点での「黄昏野郎について」3版 kunisawa.netより引用)
多くの方は絶句し、また呆れてしまうであろう。いや、そうならない方は、あまり個人情報に関する知識が無いか、世間知らずな方だけであろうと思われる。

● 掲示板閉鎖の常習犯

細かなところから考察をすることにする。

まず、(*4)について。「掲示板潰し」と言われる者は確かに存在している。実際に「俺はあそこの掲示板を閉鎖に追いやったぜ、へへへ」と自慢するような人物がいることは確かだ。筆者も、そのような人物は何名も見てきている。
が、しかし、このような人物が複数で特定のサイトに集中して押しかけることはまずない。もしあるとすれば、そのサイトがそうなる何らかの原因があるはずであり、そこを解決しなければ解消されることはない。 そして「掲示板潰し」の実態も、管理人がもう飽きていて、その荒らし行為は掲示板閉鎖のただのきっかけの1つにしかすぎなかったことなどもある。

(*3)については、 まあ時間をもてあましている、というよりもオモチャを与えられたガキのようなものと言えるが、あまり突っ込むところでもない。

● ホットメールは無視しろ

次に、(*2)。これは筆者がもう既に書いているように、Hotmailだからダメということは決してない。

たとえば筆者の知人のうち何人かはプロバイダのメイルをHotMailを使い分けている。 というのは、プロバイダ側はポストペット専用にしているから、とか、仕事のみで使いたいから、などの理由によるものである。 また別の知人(女性)はHPを開設しているのだが、プロバイダのメイルアドレスが性別をうかがわせるようなものであるため、HPに掲載しているアドレス、またHPを見てメイルを出してきた方への返信はHotmailを使用しているし、中性的ハンドルで通している。 というのは、女性とみるや変なメイルを出す者がいるので、自己防衛をしているだけである。

このような使い方もある以上、 Hotmailが全て信用できないとするのは、Hotmailに対してまったく不当な扱いでしかない。再度書くが、メイルはあくまで内容で判断すべきなのだ。百歩譲って本文を読まないとしても、変なメイルかどうかは、Subjectを見て判断するべきである。
深夜営業のコンビニが青少年の非行の温床になっているからといって、コンビニが悪いというわけではないのだ。

● 個人を特定できる情報を教えろ

筆者が一旦休止すると宣言した当ページに、このコンテンツを追加しようと思ったのは、この(*1)の書き込みがあまりにも常軌を逸した発言であったからに他ならない。この記述をした背景には、国沢氏の最大の欠点の1つが現れてしまっているからと思われるのだが、それは後で記述することにする。

まずは、個人情報の保護についての基礎からである。

そもそも、日本のみならず世界における個人情報の保護は、1980年のOECDの「プライバシー保護と個人データの流通についてのガイドラインに関する理事会勧告」における、プライバシー8原則に基づいている。以下にその8原則を示す。
1.収集制限の原則
適法かつ公正な目的のために収集され、同意を得た個人データのみに限定する。

2.データ内容の原則
収集する個人データは
利用目的に適合しているものとし、正確、完全かつ最新のものに保つ。

3.目的明確化の原則
データの利用目的は収集時に定められるものとし、また
データの利用はその目的またはその他の適合する理由に限定されるものとする。

4.利用制限の原則
個人(データの主体)による承認及び法による権限下記の場合を除き、データは明確化された目的のみのために開示され、利用されるものとする。

5.安全保護の原則
データは合理的な安全保護措置によって保護されるものとする。

6.公開の原則
個人情報に関連した開発、慣行、ポリシーおよび連絡先情報を公開する。

7.個人参加の原則
個人は自己に関するデータが保有されているか否かの確認をすることができる。また保有しているデータを遅滞無く、必要な場合には有料で、わかりやすい方法により、個人に伝えること。個人がデータにアクセスできない場合、その理由を提供することおよび異議の申し立てができること。 意義の申し立てができた場合、個人はデータを削除、修正または変更できるものとする。

8.責任の原則
データ管理者(会社)は上記の諸原則を実施するための措置に従う責任を有する。
その後、1995年には「個人データ処理に関する個人情報保護及び該当データの自由な移動に関する欧州議会及び理事会の指令」があり、EU加盟各国はこれを受け、1998年までに法制化した。加盟国以外への個人情報の移転は、「相手国が十分な保護措置を講じている場合に限定」されることとなり、日本でも個人情報の保護の法案について動かざるをえなくなった。
そして、個人情報の保護に関する法律が平成15年5月30日より施行されている。ただし、第四章以降の大部分はまだ施行されていないが、前記施行日より2年以内に施行される予定である。

この法律の一部を抜粋する。

3 この法律において「個人情報取扱事業者」とは、個人情報データベース等を事業の用に供している者をいう。ただし、次に掲げる者を除く。
 (略)
4 この法律において「個人データ」とは、個人情報データベース等を構成する個人情報をいう。


第四章 個人情報取扱事業者の義務等

   第一節 個人情報取扱事業者の義務

 (利用目的の特定)

第十五条 個人情報取扱事業者は、個人情報を取り扱うに当たっては、その利用の目的(以下「利用目的」という。)をできる限り特定しなければならない。

2 個人情報取扱事業者は、利用目的を変更する場合には、変更前の利用目的と相当の関連性を有すると合理的に認められる範囲を超えて行ってはならない。

 (利用目的による制限)

第十六条 個人情報取扱事業者は、あらかじめ本人の同意を得ないで、前条の規定により特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱ってはならない

2 個人情報取扱事業者は、合併その他の事由により他の個人情報取扱事業者から事業を承継することに伴って個人情報を取得した場合は、あらかじめ本人の同意を得ないで、承継前における当該個人情報の利用目的の達成に必要な範囲を超えて、当該個人情報を取り扱ってはならない。

3 前二項の規定は、次に掲げる場合については、適用しない。

 一 法令に基づく場合
 二 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
 三 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、 本人の同意を得ることが困難であるとき。
 四 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。

 (適正な取得)
第十七条 個人情報取扱事業者は、偽りその他不正の手段により個人情報を取得してはならない。

 (取得に際しての利用目的の通知等)
第十八条 個人情報取扱事業者は、
個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。

2 個人情報取扱事業者は、前項の規定にかかわらず、本人との間で契約を締結することに伴って契約書その他の書面(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録を含む。以下この項において同じ。)に記載された当該本人の個人情報を取得する場合その他本人から直接書面に記載された当該本人の個人情報を取得する場合は、あらかじめ、本人に対し、その利用目的を明示しなければならない。ただし、人の生命、身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合は、この限りでない。

3 個人情報取扱事業者は、利用目的を変更した場合は、変更された利用目的について、本人に通知し、又は公表しなければならない。

4 前三項の規定は、次に掲げる場合については、適用しない。

一 利用目的を本人に通知し、又は公表することにより本人又は第三者の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれがある場合
二 利用目的を本人に通知し、又は公表することにより当該個人情報取扱事業者の権利又は正当な利益を害するおそれがある場合
 三 国の機関又は地方公共団体が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、利用目的を本人に通知し、又は公表することにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。
 四 取得の状況からみて利用目的が明らかであると認められる場合

(略)

(安全管理措置)

第二十条 個人情報取扱事業者は、その
取り扱う個人データの漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人データの安全管理のために必要かつ適切な措置を講じなければならない。

(略)

 (第三者提供の制限)
第二十三条 個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、
あらかじめ本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない。
 一 法令に基づく場合
 二 人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
 三 公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき。
 四 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき。

(略)

4 次に掲げる場合において、当該個人データの提供を受ける者は、前三項の規定の適用については、第三者に該当しないものとする。

一 個人情報取扱事業者が
利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部又は一部を委託する場合
二 合併その他の事由による事業の承継に伴って個人データが提供される場合
三 個人データを特定の者との間で共同して利用する場合であって、その旨並びに共同して利用される個人データの項目、共同して利用する者の範囲、利用する者の利用目的及び当該個人データの管理について責任を有する者の氏名又は名称について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置いているとき。

5 個人情報取扱事業者は、前項第三号に規定する利用する者の利用目的又は個人データの管理について責任を有する者の氏名若しくは名称を変更する場合は、変更する内容について、あらかじめ、本人に通知し、又は本人が容易に知り得る状態に置かなければならない。


 (略)
このように、個人情報を持つ企業・組織・団体は、個人情報に関する利用目的や、第三者への個人情報の流出は厳しく制限されることになるのだ。

また、これに先だち、(財)日本情報処理開発協会は、適切な個人情報保護措置を講じている会社にプライバシーマークの使用を認めている。このマークの取得には全社レベルでの教育や体制作りなど、大掛かりなコストがかかる。それでも、このマークを取得しているということは、情報処理産業などにおいては重要なのである。

参考までに、筆者の勤務する会社もこのプライバシーマークを取得済であるが、PCは全てパスワードロック必須。顧客情報は決して机上に置きっぱなしにしてはならない。顧客の名刺ですら駄目なのである。そこまで顧客情報の流出防止には気を配っている。

以上のことを考慮した上で、再び国沢氏の発言を見てみる。
私についてのクレームを受けた企業や組織の方で、電話番号やメールアドレスなど、苦情を申し出た個人を特定できる情報がありましたら教えていただけますか。しっかり対応したいと思います。
まずは、国沢氏が、クレームを受けたメーカーや組織にとって何にあたるかを考える。

法規では、個人情報の提供について、外部であっても第三者にあたらない場合を記述しているが、それは利用目的の達成に必要な範囲内において個人データの取扱いの全部又は一部を委託している場合である。

国沢氏に対するクレームで得た個人情報の利用目的は、クレームの返答を行うためのみに使う、とみなすことができるため、それ以外の使用用途では使えない。更には、「個人データの取り扱いの全部又は一部を委託している場合のみ」。
当然、国沢氏はデータ取り扱いを委託された業者ではない。

更に、そのクレームをした者が、その会社にクレームをしたことによって情報がある特定の人物にも渡されるということが分かっていた場合はOKだが、これまたそのようなことはあり得ない。

つまり、国沢氏は、クレームを受けた企業・組織からみて、まがうことなき第三者なのである。

そして第三者に個人情報を同意なく提供出来るのは、「法規によるもの」や「生命・財産等の保護の必要があり、同意をとるに困難な場合」など。つまり犯罪の恐れがある場合や緊急時に限られている、と言ってもよい。

そういった面では、明らかに、クレームをした者の同意なくしては、クレームを受けた企業・組織は国沢氏に個人情報(名前・住所・電話番号・電子メイルアドレス)を提供してはならない、ということになる。

もし、国沢氏が企業・組織から、クレームをした者の個人情報を得るためには、あらかじめ企業・組織がクレームをした者に対し、「執筆者本人から回答をしてもらいますので、それでよろしいですか?」等の同意を得ておかなくてはならない。

例えば、
(例)

私についてのクレームを受けた企業や組織の方にお願い:

もし私に関する苦情を受け、お困りでしたら、私が個人的に対応するのもやぶさかではないので、苦情を受けた方に、私まで直接連絡するようお伝え願えますでしょうか?よろしくお願いします。
このような訴えかけであれば、プライバシー保護の面からは全く問題は無い。

しかし、苦情を言った者の同意をとろうとせず、苦情を言う者は犯罪者だからプライバシーなどない、かのような意図すら感じる国沢氏の記述は、現在のプライバシーに関する世間−全世界を含め−の潮流から著しく逸脱している。

つまり、この発言だけで、「こんな無茶苦茶なことを公言する人は一体!?」と国沢氏もかの掲示板での騒動も知らない、ごく一般的な読者を呆れ返らせ、国沢氏の評価を(彼の評論を見るより先に)失墜させるに十分な破壊力を持っているのである。
● 俺の考えは、普遍だ

さて、いよいよこのような記述をした核心の考察に入る。

上にあげたように、国沢氏は自身の取材における情報源の秘匿については声高に主張するが、個人情報漏洩問題に関しては非常に意識が薄い。またそもそも、社外秘というものの概念について実感はないであろうし、顧客情報というものが場合によっては最大の社外秘であるという認識も、まるでないとも思われる。

しかし、これだけでは、彼の上記の発言背景のすべてを説明するには、いささか足りない。

ここに1つ、彼が改めなくてはならない最大の問題が存在している。 それが、
「自分の考えが世間一般の発想のスタンダードであり、普遍のものだ」という意識である。

一般論だが、企業などが、自社製品または取り扱い製品に関するクレームを受けた場合、それは何故生じたものかを調査する(しない企業はよほどのバカである)。そしてそれを改善することにが、より自社が成長するきっかけとなることを知っている。
少なくともクレームの数とその傾向、内容などについてのデータ収集は必ずと言っていいほど行われるし、それを基に、関連部署・企業への改善指令などを行う。

クレームに対して、「クレームをつける人=クレーマー」という認識しかない方は、クレームといえば嫌なモノ、避けたいモノと思うであろうが、実は企業にとっては逆にチャンスでもある。クレーム処理をきちんとこなせば、そのクレームを言った方は固定客となるのだ。実際筆者も何度もクレーム処理をしたが、うまくいった顧客は次も製品を買ってくれるのだ。「サポートがいいから安心して使える」と。
見方を変えれば、クレームを入れるということは、自社に対して何らかの関心があるということに他ならず、何の関心もない人よりも取り込みが楽ともいえるのだ。

国沢氏は、クレームに対するこの発想がまるでない。
クレームとは、すなわち敵対する者の攻撃であって、無視するか徹底的に戦うもの、という感覚しかないかのようである。 これは彼がこれまで直接批判者と正対したことがない、というだけではなく、彼の直接の顧客は広報及び雑誌編集部であり、一般消費者を軽んじているため、という見方ができないこともない。

が、やはりこれは持っている素性の「打たれ弱い」「自身に潜在的劣等感がある」ということが大きく影響しているのではあるまいか。匿名であれ実名であれ自分が本当に正しと自信があれば堂々と対すればよいし、どうせ勝つので喧嘩腰になる必要もない。1つだけでも突出した特徴があればそれ以外など何を言われても動じなどしない。これらが欠けると、批判は無かったことにするか、相手は悪だ、言い掛かりだ、と自分に言い聞かせないと心の平穏を保てなくなる。

もっと飛躍して、自分は高名な評論家であるから、自分に意見する者はそれなりの地位のある者−開発主査や編集長クラス−でなければならない、と思って(思われて)いるという意識まで芽生えてしまったとすると、それ以外の立場の者からの国沢氏に関するクレームはすべてゴミのようなもの、すなわち、言い掛かりにすぎないということになる。

まあ、そこまでの傲慢さはさすがにないであろうが、少なくとも彼は、以下のように思っていることは、ほぼ間違いのないところである。

− 企業や組織がある事象について、国沢氏に関するクレームを受けたとすると、企業の担当者は、「ああ、こいつは国沢氏にイチャモンをつけてるだけのクズだ」とうとましく感じる*はず*だ。であるから、「インターネットの厄介者」の個人情報は、このようなクズから、他の企業や個人が自己防衛をするためにも、提供してくれるに違いない。それこそが公共の福祉だ −

このような思想があると仮定すれば、苦情を言った者の個人情報募集が、彼の考えにも裏づけられた発言としてうまくつながるのである。

しかし残念ながら、企業・組織のクレーム担当者で、国沢氏と同じ考えを持つ方は極めて少ないであろう。

この場合、クレームを受けても、窓口は確かに企業・組織なのであるが、その批判対象物自体の原因は提携している業者(の生産物)の1つにすぎない。
苦情が1件程度であれば、「そういう文句を言う人もいるかもしれない」と思うかもしれないが、複数から何件も受けると、これはその対象物に何らかの問題が内在していることを意味している、と判断する。そういう観点に立たねば改善には到底ならないためだ。そして、その苦情が多くなり、国沢氏を使いつづけるよりも切り捨てる方が企業・組織のメリットになるとの判断がされたら、国沢氏は容赦なく切られるはずである。
もし国沢氏へのクレームが多いことが、「国沢氏は人気があるから敵も多いせいだ」としか判断しないクレーム担当者がいたとしたら、それはただのバカであると断言しておく。

もう1つ、筆者の経験から。
窓口としてのクレーム処理を行うのは、顧客を繋ぎ止めておくための作戦の1つであるが、そのクレーム処理を「業者と直接やってくれ」と伝える時は、クレーマーの厄介払いのみならず、
その業者とのつきあいを中止する兆しが現れている時のことが多々ある。

つまり、「おまえが蒔いた種だろうが、うざいからおまえが直接対応しろ。こうも苦情が多いと、もうお前のところとはつきあいうことを止めるのも考えるよ」というメッセージである。

国沢氏はご丁寧なことに「ご協力お願いします!」と書いてあるので、企業・組織は良好な関係で善意で個人情報を提供してくれると思っているのであろうが、筆者としては、もし提供されたとしたらそれは国沢氏の仕事が1つ少なくなるという事態に発展する可能性があることを国沢氏には指摘および忠告しておこう。


● そもそもの原因は何か

更に指摘しよう。彼のこの「個人情報を教えろ」発言には、極めて大きな矛盾がある。

それは、
「なぜクレームが国沢氏個人へではなくメーカーや組織へ行くか」である。

普通に考えれば、雑誌ライターが自身でページを開設しており、かつ掲示板もあるのだから、苦情やクレームなどあれば直接筆者のところへいくはずである。

では、彼はこれまでのもめごとに対し、どう対応してきたのであろうか。

これまでの彼の発言を振り返ってみる。ただし大文字、赤字は筆者が行った修飾である。
1月 5日 

原稿書き。170字詰めで36枚。加藤さん、終わりましたよ。カウンター4万件目はまたしても村下サンというヒト。掲示板もそうなんだけれど、ワタシがHPを始めたのは「少しでも困ったヒトに役に立ちたい」ため。
ヒョウンカのヒョウロンをされてもね〜。だってワタシもヒョウロンカなんだから。困ったことあったら、ドンドン相談下さい。ジャーナリストは泣き寝入りしてる人を見るのがイチバン嫌いです。

(2000年の日記にて。kunisawa.netより引用)

「こんなに好き勝手なこと書いちゃって。訴えるよ、フツー」

(2000年初頭、マガジンXの掲示板にて。自身を批判されたことに対して(大意)、2ちゃんねるの書き込みより)
隠さなければならない事実がありますので直接メールしておきました。
それでも反論あるようならもう一度書き込んでいただいてけっこうです。


(ザイテック事件。kunisawa.netより引用)
Re: 島の件 投稿者:るい・さいふぁ 投稿日:2000/11/24(Fri)01:38:41

私は西郷さんという方ではありません(欠かれたHPの場所も解りませんし)また読者の定義が解りませんので、一応書かせていただきますが「車雑誌」の読者です。そのような意味で使われておられるのですか?
もしもそうだとすると今後、国沢さんの記事を見ている読者の質問は無視されるということなのでしょうか?

Re: 島の件 投稿者:国沢光宏 投稿日:2000/11/24(Fri)01:49:58

 マトモな読者の意見は最大限尊重します。皆さん、住所書いて送ってくれますから。オトコらしくない書き込み無視します。


バカがガンですか 投稿者:FC3C 投稿日:2000/11/24(Fri)05:17:00 引用

国沢氏のコラムはユニークで、結構楽しく読ませて頂いてるのですが今回の件で、がっかりしました。
いくら何でもバカがガンとかいう発言はないでしょう。
2ch掲示板は有効に使えばこのHPよりも全然価値のある情報を手に入れられる所です。
私はもう国沢氏が何か書いている雑誌は一切購入する気はしません。
国沢氏もこれからは、もっと自分を大切にした方が良いですな。さようなら。

Re: バカがガンですか 投稿者:国沢光宏 投稿日:2000/11/24(Fri)10:04:29

 
雑誌はお金を出して買わなければ嫌いなワタシの記事を見なくて済むし、インターネットもワタシ関連のサイトにこなければ気分が悪くなりませんよ。



(国沢氏と討論する、にて。kunisawa.netより引用)
何でワタシのHPなど見に来るのか? 義務教育でないのだから、イヤなら見なければイイだけのこと。
そんなにワタシが気になるのか?皆さんとは考え方が違うのだから、違う場所で反国沢論を展開すればいいのではないかな。
第一、ジャーナリストというのは自分の意見を主張するのが仕事。世の中に迎合しているジャーナリストなど意味無い。
そういった意味では
ワタシも皆さんに絶対迎合しないのだから。
アドバイスはいりませんのでよろしく。

また、ワタシが書いているメディアにクレーム付けてもムダです。単に面白がるだけですから。ちなみに雑誌社もTVも皆さんみたいな意見は「そうですね。貴重な意見をありがとう」と言うだけですよ。
新聞に投書して意見が載りますか?TVに苦情言って相手にしてもらえますか?
ホンキで世の中を直したいなら、堂々と名乗り、責任持った発言をしましょう。

違う名前で何回も書き込むことなど、普通のマスコミからすれば噴飯ものですよ。

(2001年4月頃、自身の隠し掲示板にて。kunisawa.netより引用)
  1. 自分への意見に対し、「メイルアドレスも書けない方の意見を聞くつもりはない」と返答。
  2. 「失礼しました。これでいいでしょうか?」とメアドを記述したところ、「人に意見をするなら、キチンと本名を名乗れ」と返答。
  3. 「では私の本名は○×です」と返せば、「偽名かもしれないし、どこの誰かも分からない人物の意見は聞けない」と返答。
  4. 「本当に本名です。△×関係のページで仲間に聞けば分かると思います。住所は○×です。」とここまで晒しても、「私は正当と思う意見なら聞きますが、ここでの一連の意見は正当ではないと判断しますので、聞く気はありませんと返答。

(2001年頃、ジュニア掲示板にて・大意)
No.9294 こんなメールもらいました。誰か答えてくれませんか? 国沢光宏 2001年06月06日(水) 15時49分

>某大学の機械系大学院生徒です。
>貴殿のHPを拝見しまして、疑問に思うところが数点見受けられましたので
>質問いたしたくメールいたしました。
>突然のメール、無礼の程お許し下さい。
>では、早速。  
(以下略)



No.9295 ちなみに 国沢光宏 2001年06月06日(水) 16時18分

 大学院は生徒でなく「院生」です。そのあたりの事情もふまえ、やさしく教えて上げて下さい。



(この間、個人攻撃に近い常連の発言が続く)


No.9310 いや〜勉強になります! 国沢光宏 2001年06月06日(水) 21時02分

皆さん詳しい! 
この項、もったいないので保存し 「よくある質問コーナー」にアップさせていただきます。
さらに知っておくべき点、あったら書き込んで置いて下さい。

(2001年6月、自身に来た苦情混じりの質問メイルを掲示板に公開して常連に叩かせた時の発言。kunisawa.netより引用)
Return-Path: <kunisawa@air.linkclub.or.jp>
Message-ID: <3B486E1B.FADA55B9@air.linkclub.or.jp>
Date: Sun, 08 Jul 2001 23:29:05 +0900
From: kunisawa <kunisawa@air.linkclub.or.jp>
Reply-To: kunisawa@air.linkclub.or.jp
Subject: 事実関係と全く違う点があります

警告します。削除しなければ名誉棄損で訴えます。
--
----------------------------------------------
Mitsuhiro Kunisawa
kunisawa@air.linkclub.or.jp
http://www.linkclub.or.jp/~kunisawa/
----------------------------------------------


(実名で、HP上の日記で国沢氏批判をしていた方へのメイル。「国沢さんいらっしゃい」より引用)

Re^5:携帯電話のジャマー - MO No.645 2001/08/06 15:10 NEW!
わからない・・・。氏のおっしゃる(マナーの良さ)というものが、いよいよ解らなくなってきましたよ。私は。
H さんの心配も当然だし、氏がそういう物に興味を持つのも違法な使用方法を行おうと考えていない限り構わないでしょう。
しかし、自分の求めている答えに素直に応じない、もしくは反論する、それを(マナーが悪い)というならば、双方向性を持つネット掲示板 として不健全ではありませんか?
賛成意見もあれば、反対意見もあって然り。
それこそ本当の(寛容さ)じゃありませんかね?どうでしょう?
私の思うにここのルールというのは先生にとってのYESマンであること、そう思われても仕方ないですよ。
先生ほど業界で権威の有る方が、素人ごときに意見されるのは絶えがたいでしょうが、耳を傾けると言う事も必要では?
Re^6:携帯電話のジャマー - 国沢光宏 (管理者) No.653 2001/08/06 17:58 NEW!

どこのだれだかワカラン人に意見されたくありません。意見するなら名乗ってからどうぞ。

Re^3:実名 - G No.685 2001/08/07 11:53

責任に所在を明確にするために実名にすべきだと言う論理には、 確かに一理あります。
匿名を隠れみのに無責任な言動があることは否定できません。
しかし実名表記が実現できるには必要な条件があります。
つまり正しい事を求めるのならば、それが実現できる状態を守る必要があるのです。

そこで私の考える必要条件を述べたいと思いますので、皆様のご意見をお聞かせください。

まず葉山様や万次郎様のおっしゃられる様に、「異論がある場合は、実名表記すべき」というのは実現困難です。
例えば、今回の件で件で、ひげ蔵様は異論を唱えたのではないと言われています。
何を持って異論とするかは人それぞれであって、明確に判断できるものではないと思います。

次に立場の違いです。
国沢さんや葉山様のような一種の「公的」な立場に居られる方と、一般の人とでは、その責任や義務に差異があるのは当然です。
立場の違いを考慮せず、自分が匿名ではないから相手にも実名を求める事は、明らかに間違いです。
政治家が自分たちにはプライバシーがないから国民にもプライバシーは必要ないと言う事と、程度の差はあれ同じ考え方となってしまいます。

次にシステムの問題です。
掲示板についての説明には次の記載があります。
「※マナーの悪い投稿は、削除させていただくことがありますのであらかじめご了承ください。」
一見するとしごく当然な内容ですが、大変な問題を含んでいます。
つまり、マナーが悪いとは何をさすのか明確な基準が示されていないのです。
掲示板での回答でも国沢さんは基準をあえて示しません。ごまかしているとしか思えない回答ばかりです。
基準を示すとその基準以内のものは「削除」出来なくなるため、わざと基準を示さない、と勘ぐられてもしかたありません。
実際、意図的に削除が行われるとどうなるのでしょうか。
このシステムでは、国沢さんに対して異論を唱えた時、その意見は何時でも「管理者=国沢さん」によって削除される事が可能です。
つまり国沢さんが論議でやり込められ、どうにもならなくなったら、一方的に自分の主張を述べて相手の反論は載せないことが可能なのです。
相手に実名を求めるのであれば、相手の言論を保証することは最低限の条件だと考えます。

次に環境です。
よい例が「誰にでも解る燃料電池の初歩的なQ&A」にあります。
この投稿は、燃料電池に関して国沢さんの技術的、科学的主張のレベルは低いのではないのかとの問いかけでした。
投稿者の認識にも間違い多々あった事は事実です。
しかし、この投稿者の問いかけにたいして国沢さんは、自分では反論せず(反論できず)、「どうですか」と周りのものに振り、結果として投稿者の認識の間違いを、集団で袋叩きにする状態になってしまいました。
そして今も「誰にでも解る燃料電池の初歩的なQ&A」にさらし者の様になっています。
この様な環境で実名を出すことが出来るしょうか。

最後に実名の求め方です。
もし実名表記が本当に必要であると考えるのならば、すべて実名での書き込みにするべきです。
しかし国沢さんが実名を求める時は、論議でやり込められ、反論できないときの「逃げ道」として言っているだけだとしか私には思えません。

この今の状態で実名表記が出来るか、行うべきかを考えれば、結論は容易いと思いますが。

皆様のご意見、ぜひお聞かせください。

Re^4:実名 - 国沢光宏 (管理者) No.689 2001/08/07 16:54 NEW!

Gさんが社会人なら、世の中理由など教えてもらえずに相手にしてくれないことなどいくらでもあります。
ここは役所でなく民間です。義務教育でもありません。イヤならこなければいいでしょう。

(携帯電話ジャマー事件から派生した掲示板での実名表記の話題にて。kunisawa.netより引用)
ある件で、国沢氏の記事の誤りについて指摘し、質問を書き込んだ方が、
「そのようなことを書くと
貴方の立場が悪くなるから、控えた方がよい」とアドバイスとも脅迫ともとれるメイルが掲示板の常連から届いた

(2001年頃?2ちゃんねるの書き込みより(大意))
返信者: 国沢光宏2001/10/04(木) 09:17:59

ジャーナリストの役割が全く判っていないようです。
いろんな状況を考え、皆さんに考える材料を提供するのが仕事です。間違ったことばかり主張すれば単なる「誇大妄想」として読者の支持を得られなくなるだけ。また、取材して警察が事実を教えてくれると本当に思っているのでしょうかね。


返信者: 国沢光宏2001/10/04(木) 11:24:40

その通りです。ここはワタシの掲示板でありません。分別ある大人ならやめましょう。
ちなみに「信頼するするに値する方」のアドバイスなら喜んで聞きますが、その反対はいくらやってもムダ。アドバイスしたいなら、オフ会に参加するなり身分を明かすなりしましょう。それが最小限のマナーであり社会の決まりです。オプティちゃんゴメンね。

返信者: 国沢光宏2001/10/02(火) 20:30:24

言論統制とかファッショというのは国家が国権で行うモノ。そう簡単につかってはいけません。本当に言論統制が行われている国の方だったら大笑いします。
だったら新聞の投書欄だって編集部で選んだ投稿だけです。あれもケシカランですか?

(kunisawa.net  ジュニア掲示板より引用)
Re:さらにお知らせ - 国沢光宏 (管理者) No.1822 2001/10/09 23:11

シラボンさんへ。
ワタシは文章を書いて生計を立てています。
シラボンさんは塾で勉強を教えて生活してるのですよね?
みんなのためになるよう勉強の仕方のHPを作ったとしても、個別指導までは出来ないですよね。
無料で勉強を教えることなど出来ないでしょう。それと同じです。
記事に質問在れば雑誌社の方にハガキでしてください。
妥当な質問なら記事化するでしょうから、誌面でお答えします。
人の立場になって考えることがマナーでないでしょうか?
短いレスしか出来ませんけれど、これでも精一杯です。

ワタシはシラボンさんの友達でもありませんし、他に困っている方からの相談もあります。
そのあたりを御理解下さい。


(シラボン氏の追放のきっかけとなった書き込み。kunisawa.netより引用)
1月17日
午前中、講演のお仕事。なぜか西武線も山の手線もノロノロ走行。さらに雨のせいか空車のタクシーが見つからず、ギリギリの到着になってしまった。講師失格であります。猛省。

終了後、恵比寿のウェスティンホテルで美味しい中華料理をいただく。その後、ネット関係の仕事をしている知人とお茶。興味深いことに「いいつける輩」が多いのだとか。つまり小学生の時に何でも先生に言いつけるタイプ。
ネットの場合、自分じゃ何も出来ず、メーカーに言いつけるのそうな。わはは、それワタシが黄昏野郎と呼んでる連中そのものです。言いつけたって効果全くないのに。特に自動車業界は、間違えたことばかり書いていれば淘汰される。

帰って全開で原稿書き! 昨夜からアルファ147に乗っているのだが、やっぱり魅力あるなぁと感心しきり。今夜はさらに原稿。明日一杯真剣勝負です。

(2002年1月の日記にて。kunisawa.netより引用)
Re: オールアバウト掲示板が原因? / 国沢


減圧症と水深は密接な関係があります。
そのあたりを御存知の上で御心配していただいでるのですか?
それにしてもいろんな所で一生懸命訴える姿、感動させられます。

No.8 - 2002/07/14(Sun) 10:51



Re: なぜ黄昏野郎?? / おJAL丸

いや自分だけの問題なら自己責任ででいいんですけど。
それでいいかJALに問い合わせてもいい?

No.43 - 2002/07/14(Sun) 18:39


Re: なぜ黄昏野郎?? / 国沢

そろそろ本領発揮ですね!どうぞご自由に
いいつければ解決すると思ってるんでしょうけど。

ぜひ回答を教えて下さい。

No.47 - 2002/07/14(Sun) 18:57


Re: オールアバウト掲示板が原因? / 国沢

PS 影響力などは無いと思いますが……。
良識ある方からのご意見は真摯に受け、対応させていただいております。
だからこそ仕事も頂けると思っています。
ただ匿名のご意見は一切聞きません。
便所の落書きを信じるほど若くないですから。

No.54 - 2002/07/14(Sun) 19:51

Re: オールアバウト掲示板が原因? / 国沢

楽しさの演出って考えたこと、ありますか?
それともTVは全部真実だと?
掲示板に書き込んでいる方の中で一度もお会いしたことがない方は多いです。
でも何回かご意見のやりとりしている中、良識あるな、と感じる方は少なくないです。
もちろん直接メールのやりとりをすることだってあります。
ネット社会の中で匿名の書き込みしかでなくなった理由をご自身で考えてみたらいかがでしょうか?

No.60 - 2002/07/14(Sun) 20:23


(黄昏の皆さんの掲示板にて。kunisawa.netより引用)
見識ある方は、ぜひとも本名で意見を述べるべきだと思います。匿名にして欲しい場合、掲示板の管理者にはメールなどでしっかり自己紹介しましょう。ただ黄昏野郎って人を信用出来ない傾向。自己紹介したらどうにかなると思っている輩が多い。この一点だけ見ても可哀想だと思う。

(「黄昏野郎について」 kunisawa.netより引用)
・・・さて、改めて国沢氏のWEB上での発言を列挙すると、批判や意見に対してどのような対応をとっているかお分かりになるであろう。 彼は匿名であれ何であれ批判意見を徹底的に排除してきた。 そのやり方が言論人としてふさわしくないため、排除された当人のみならず、それを見た人の反感も買うこととなったのである。

上の発言などで具体的に見てみる。まず、(都合の悪い)意見・批判に関しては、とにかく言いがかりをつけてまったく聞く耳を持たない。匿名とはその中で最も言いがかりをつけやすいものの1つにすぎないのだ。

たとえメイルアドレスを書き、本名をさらしたとしても、「
名乗りさえすれば相手にされると思っているのか?」「あなたは信頼できる人物ではない」「世の中、理由も分からず相手にされないこともあるのだ」と、これまた相手にしない。

掲示板で批判をした方が、常連から人格攻撃も含めたほど過激に叩かれるのも、2章に書いてある通りである。

その上、他のページで批判をしている方に脅迫めいたメイルを送りつけたり、苦情のメイルを掲示板にさらして、反論の機会を奪って常連に叩かせたりもしている。(未確認だが、ザイテック事件では、ヤマハの上司に連絡して、質問者は怒られた上にkunisawa.netに書き込みさせないようにしている!らしい。実はこの情報、未確認とはいえ筆者は複数筋から同じ情報を得ているのであるが…)

加えて、掲示板を検閲式として自身に都合が悪い発言を反映させないようにしている。

最後に、「
雑誌の記事に意見があるなら、雑誌社に」とか「メーカーや組織への問い合せはご自由に。相手にされないと思いますよ」と、批判者をあおる始末である。

これでは、国沢氏の記事に疑問を生じた方が、国沢氏ではなく関連組織や媒体へ問い合わせをするようになるのは当然ではないか。ご自身が、そのような道筋を示しておきながら、「私への苦情を言った人を教えてくれ」と呼びかけるのは、滑稽でしかない。

そして、最初は自分への批判は相手にしなかったのに、意見の矛先が企業・組織に変わったら「キッチリ対応するから自分に連絡してくれ」と呼びかける目的としては、2つ考えられる。

まずは、苦情を受けたメーカーや組織へのポーズ。「自分は、そちらへのくだらない苦情と対決する意志がある。私を雇ってくれているあなたがたに迷惑をかけるつもりもないですから、これからもよろしく」というわけである。

もう1つは、批判者への牽制。国沢氏への批判者は、彼がこれまで批判者にしてきた行いを知っているため、実名や住所が知られたら、彼か、または彼サイドの方、更にはただのやじ馬からどのようなことをされるか知っている。 そのため、個人情報を掴めると社会的立場が悪くなってもしらないぞ、という、脅しにも近い警告を発しているつもりである、と考えられるのである。彼の行動を知らない人には、「脅しをかける」とは想像だにしないだろうから大丈夫だろうし、信奉者は「国沢氏がこれまでされてきたことを考えたら当然だ」と思うはずだ、という考えもあるのであろう。

もしそういう考えがあったとしても、極めて考えが幼稚かつ甘すぎるとしか筆者は申し上げられないのだが。

● キッチリと、どう対応するのか

彼のこれまでの言動からすれば、彼は批判者に議論で正対するつもりは毛頭ないのであるから(【ミスターバイク事件】 【国沢氏との討論ログ】 【黄昏の皆さんの掲示板】 【黄昏専用掲示板】 【削除しなければ訴えます】などを参照のこと)、この「対応」とは、示談ではなく何らかの法的措置をとるつもりであるか、直接文句を言いに来い、という方向となると判断してもよいであろう。

だが、はたして、国沢氏へのクレームに対して法的措置は可能なのであろうか?
仮に2ちゃんねるに書きこまれたものが全て事実とするならば、クレームを受けたのは
  1. オールアバウトジャパン(国沢氏の記事一般について)
  2. 本田技研(フィット塾など)
  3. 日産カードの小冊子AnyWay(キューブ3など)
  4. KURE(企業広告)
などである。これ以外に国沢氏に関して何らかの問い合わせを受けたのは慶応大学、JH、西武グループなどだが、これらはクレームではなく、情報提供・質問の類である。自己の利益を損なう恐れがある記事があることを知らせてくれた方の個人情報を、それと敵対する相手に渡すことなどするはずもない。

では、この件で、上記の4社は法的措置をとらねばならぬほど困ったのであろうか。

明確に、
「否」である。

まず、例えばこの行為(クレーム)によって何等かの利益を得ようとしたり、何かを無理にさせようとすることが見られると、それは「恐喝」や「脅迫」という行為になるであろうが、単に「彼が書いていることはダメだから下ろしてくれ」などというのは、苦情者本人に利益をもたらすものではない。かつ、契約解雇を強いるにしても、脅迫が成立するには何らかの弱みを握るなどして脅す必要があるのだが、「誤った記事ばかりで信用に足りない」というのは根拠を示した依頼・要請であって、弱みを握って相手に何かをさせる行為では決してない。

次に、クレームを入れるということは電話かメイルであり、その内容は公開されるものではない。つまり、クレームでの企業・組織の名誉毀損は成立しない。 もっともそのクレーム内容と企業・組織の対応を晒された上で、組織が批判されているのであれば別だが、これまでの2ちゃんねるでは訴訟沙汰を起こすほど組織が批判された例は見当たらない。 (反例があれば示して欲しい)

仮に、メーカーにクレームをした者が、2ちゃんねるにて国沢氏を誹謗・中傷している人物と同一人物であると想定して、国沢氏が名誉毀損で訴えようとしているのであれば、訴訟のみとしては名誉毀損としての訴訟沙汰にはできるが、それは国沢氏個人の問題であって、企業の信頼・信用に関する問題ではない。更にその場合は企業・組織からの、利用目的を逸脱した個人情報の漏洩であって、、名誉毀損でクレーマーが敗れたとしても、その後に待っているのは個人情報漏洩に関して企業・組織が訴えられるという裁判と、信頼の失墜である。

最後に、もし可能性があるとすれば、しつこく繰り返されることによる業務妨害の罪だが、これも何か示しあわせて一斉にFAX送信を行ったり、1日に何度も、何時間もクレーム担当者の手を煩わせてしまえば適用される可能性があるが、2ちゃんねるで書かれたものでは、そのような行為はまったくみられず、単発でかつ簡潔なものである。したがって、これも無理である。

ということは、国沢氏に関してある組織にクレームを入れた場合、そのクレームがその組織からの訴訟に発展する可能性はほとんど皆無と言ってもよい。この状態で、クレームをした方の個人情報を第三者に渡すようなことをするであろうか?

大体において、3.など完全な顧客、2、3については「自社製品に何らかの関心を持っている潜在顧客」である。将来、自社に利益をもたらすかもしれない客の情報を、その顧客に敵愾心を剥き出しにしている方に渡したら、どのようなことになるかなど明らかだ。そして、もし仮に苦情を言った者の個人情報が流出し、その結果、この情報流出が明るみになったら(この場合はまず99.99%明らかになると思われる)、企業・組織イメージの下落は計り知れない。

ましてや、この情報を基に国沢氏が脅迫めいた返事をしたら(
たとえ『文句あるなら家まで来い』や『そんなにクレームばっかり言ってると訴えますよ』というのでも脅迫となる可能性が高いことを指摘しておこう)、

「○×社のWEBの記事の内容に疑問があったので質問したら、わけのわからない人物から『いっぺん顔を貸せ』と脅しを受けた。あの会社はクレーム処理にヤクザでも雇ってるのではないか」


とまで尾鰭がついて噂が流布される可能性すらある。

単発のクレーム処理などよりも、そちらのリスクの方がはるかに大きいことはお分かりであろう。

● いずれにせよ最悪

これまで彼がされてきた批判のうち、いくつかは本当に酷いものもあるし、同情すべき面も確かにある。
だがしかし、それを考慮しても、今回のこの「黄昏野郎について」での個人情報提供の呼びかけは、
  1. これまでの彼の言動を知っている人にとって、彼の言動が招いた招いたものであると考えても
  2. 何も知らない人が見ても
非常識なものに映るだけである。

それに気がつかない、それを指摘できる人すらいないところが、kunisawa.netの病状があまりにも進んでいるということであろうか。

この項はもはや反面教師として参考とするには、あまりに特異すぎるのだが、誰しもするであろう少なからぬ小失敗の対応を早めにしていないと、発想がかくも恐ろしく世間から逸脱してしまうという例として、追加項としてまとめさせて頂いた。
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2003.11.26 α-01版